台湾の大企業と、エネルギッシュな中小企業の特徴

台湾には精密機械分野を中心に世界に通用する大企業が複数存在しています。代表的なのは、売上が3兆元を超え、約4000人の従業員を擁する鴻海科技集団(フォックスコン・グループ)です。台湾で最も大きい企業であり、電子機器の受託生産等を行っています。フォックスコングループは世界各国に生産拠点を構えており、電子機器の世界シェアの約4割を占めています。

また、エイサーも世界的に有名な企業です。1976年に設立された企業であり、パソコン等のOEM製造を積極的に展開しているところです。現在、パソコン出荷数で世界2位であり、世界中で同社で製造されたパソコンが使われているところです。エイサーの子会社から出発したBenQも成長を続けており、液晶ディスプレイで大きな世界シェアを獲得しているところです。

最近はソフトウェア関連でも大手企業が現れてきています。例えば、日本でも有名なダイナコムウェアも台湾企業です。同社はコンピュータ用のフォントソフトウェアを開発しており、1993年には日本法人を設立して日本語用フォントも展開しています。
大企業に限らず、台湾には元気な中小企業も多いところです。台湾の人々は起業意識が強く、自営業を含め企業の数は年々増えています。台湾経済部がまとめている中小企業白書によると、2014年の中小企業数は過去最多の135万3049社となっています。このうち新たに設立されたのは9万3968社、サービス業の割合が多いようです。中小企業による売上は日本円換算で約43兆5531億円、前年比で4%以上の成長を見せています。

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